カフェで始める4つのサステナブルな取り組み

アースデイに合わせ、海外のカフェで取り組まれているサステナブルな活動を紹介します。大きな変化もまずは小さな活動からスタートです。

  1. コンポスト
    サステナブルな活動には興味があるけど何をすれば良いか分からないという方でも簡単に始められるのが、コンポスト。実は抽出後のコーヒーの粉はコンポストに最適です。地元の農家さんで受け入れてくれる場所を探してみるのはいかがでしょうか。ゴミとして捨てていたコーヒーの粉を、肥料として新しい農作物につなげていくことが出来ます。

2. サステナブルな資材
2020年からビニール袋の有料化がスタートしましたが、まだまだ多くの使い捨てプラスティックを目にします。繰り返し使用出来る食器類やサステナブル素材を使用した資材を活用することは、目に見える形でお客様とサステナブルな取り組みに参加できる施策です。Firstinsight (2020)によれば 、Z世代はサステナブルな活動に積極的な企業を好む傾向にあり、またそれら企業の製品を平均で10%多く購入していることが調査で明らかになっているようです。

3. プラントベース・ミルク

畜産は温暖化ガスの排出に大きく影響しており、また大量の土と水を使用することで環境に大きな影響を与えます。ソイミルクやオーツミルク、アーモンドミルクを使用することは、多様なお客様の食のニーズに応えられるだけでなく、環境保全への貢献も大切な要素です。

日本でも京都でカフェ展開している米オレゴン発のStumptown Coffee Roastersは、今後ミルクを使用する全てのドリンクにオーツミルクを基本レシピとして採用することを発表しています。

4. ラテが想いをつなげる

リップルズを活用して、サステナブルな想いを広げていくことも可能です。プラントベース・ミルクで作ったラテの上に、想いをプリントしてお客様と共有してみてはいかがでしょうか。可愛らしい絵柄や、クスッと笑える様なメッセージと掛け合わせることで、ほっと一息の一杯を楽しみながら、環境のことを考えるきっかけづくりになるのではないでしょうか。

DRINKS FOR THE FISHES

リップルズは、2023年のアースデイに河川や海洋環境の保全活動を行っているZalulと共同キャンペーンを実施しました。ベンジャミン・カーン氏率いるZalulの活動ははTIME誌でも取り上げられ、Hero of Environmentとして高く評価を受けています。

2023年4月21日から5月6日の間、期間限定Earth Day and Oceransデザインが1杯プリントされる毎に10セントの寄付を行うという内容でしたが、世界70ヵ国のカスタマーが参加し合計20,000杯のEarthday and Oceransデザインが店頭で提供されました。ご参加いただいたカスタマーの皆様には感謝申し上げます。寄付金は今後のZalulの環境保全活動に活用されます。