ロサンゼルスの人気カフェ「Carrera Cafe」のオーナー、Kia Illulian氏は、開業当初からリップルメーカーを導入する予定だったわけではありません。
2016年、Kia Illulian氏がロサンゼルスでCarrera Cafeの開業準備を進めていた頃、リップルメーカーを導入する予定はまったくありませんでした。
しかし開業の数週間前、ある食品・テクノロジー関連の雑誌でリップルメーカーを知ります。その革新的な技術に興味を持ったKia氏は、すぐにRipplesへ連絡しました。
「『ベータテストに参加してみませんか?』と言われて、試しにマシンを送ってもらったんです。当時は、それがどんな未来につながるのか全く想像していませんでした。」
その出会いは、Carrera Cafeの大きな転機となりました。
以来10年にわたり、Kia氏はリップルメーカーを最も創造的に活用するユーザーの一人として、ドリンクプリントを店舗の魅力づくりに活用。
Melroseの人気カフェだったCarrera Cafeは、NetflixやAmazon Prime Video、さらには人気アーティストの新作リリースなど、さまざまなブランドとのコラボイベントが開催される体験型マーケティングの拠点へと成長しました。
その中心にあったのが、オリジナルデザインをプリントしたラテアートでした。
インスタブームとともに成長したCarrera Cafe
Carrera Cafeがオープンした2016年は、インスタグラムが急速に普及し、インフルエンサー文化が生まれ始めた時期でした。そんなタイミングで、Kia氏のもとにはドリンクの泡に好きな画像やメッセージをプリントできるリップルメーカーが届きます。
今振り返ると、その出会いは絶妙なタイミングだったとKia氏は語ります。
「インスタグラムが急成長していた時期だったことが大きかったですね。多くのインフルエンサーがお店に来て、料理やドリンクの写真を投稿していました。そこにドリンクプリントが加わったことで、その投稿がどんどん拡散されていったんです。」
さらに、ドリンクプリントはインフルエンサーだけでなく、一般のお客様にも新しい体験を提供しました。
「自分だけのメッセージやデザインをドリンクにプリントして、それをSNSで発信できる。誰でも主役になれるような感覚がありました。」
当時のロサンゼルスには多くのカフェがありましたが、Carrera Cafeには他店にはない特徴がありました。
「もちろん、カフェはたくさんありました。でも私たちは、他にはない新しくて楽しいコーヒー体験を提供していました。ドリンクの泡にデザインをプリントできるなんて、本当に衝撃的だったんです。」
ドリンクプリントが生み出す“特別な体験”に気付いた瞬間
Ripple Makerを導入してから6〜7年ほど経ったある日、一人の若い男性がCarrera Cafeを訪れ、Kia氏に「少しお話できますか」と声をかけました。
「何か問題でもあったのかなと思って、『どうしました?料理に何か不具合でもありましたか?』と聞いたんです。」
すると、その男性はこう答えました。
「実は彼女にプロポーズしたいんです。そのメッセージをラテアートに入れてもらえませんか?」
Kia氏たちは協力し、そのプロポーズは見事に成功。彼女は「YES」と答えました。
その瞬間、Kia氏はRipple Makerの本当の価値に気付いたと言います。
「その時のお客様がどれほど特別な気持ちになったか。そして、その出来事を何人もの人に話したくなるだろうと考えたんです。」
それ以来、Kia氏はドリンクプリントを使って、お客様の心に残る体験づくりを始めました。
例えば、お客様に気付かれないように写真を撮り、その写真をドリンクにプリントしてサプライズを演出することもあったそうです。
「皆さん本当に驚くんですよ。何が起きたのか分からなくて、『えっ?どういうこと?』『テレビのドッキリ番組ですか?』なんて言われることもありました。」
NetflixやAmazonがCarrera Cafeとコラボする理由
ロサンゼルスのウエストハリウッドにあるCarrera Cafeは、単なるカフェではありません。
「体験」を重視したユニークな取り組みが評判を呼び、映画スタジオやブランド企業からプロモーションの場として注目されるようになりました。
その魅力は、SNS広告だけでは作れないリアルな体験にあります。
象徴的なウォールアート、没入感のある店内空間、そしてお客様一人ひとりの手元に届けられるオリジナルデザインのドリンクプリント。
これらが組み合わさることで、ブランドの世界観を体験できる特別な空間が生まれます。
「有名ブランドも、これから成長するブランドも、みんな人々に認知され、話題になる方法を探しています。そして、SNSでシェアしたくなるような体験を求めているんです。」
とKia氏は語ります。
ドリンクプリントだからこそ、常に新しいメッセージを届けられる
ブランドロゴやポスターを店内に掲示することはできます。
しかし、それだけでは伝えられる内容は限られます。
「ポスターは一度作れば固定されたままです。でもドリンクプリントなら、明日100種類のデザインを追加することだってできます。」
「伝えたいメッセージを次々と変えながら、お客様がブランドに抱く印象を作っていけるんです。」
この柔軟性こそが、多くの企業に支持される理由のひとつです。
「常に話題であり続ける」ことができる理由
Kia氏はCarrera Cafeが長年人気を維持している理由について、こう語ります。
「新しい映画が公開されたら、その日のうちにデザインを追加できます。新しいアルバムが発売されたら、すぐにプリントを始めます。」
「だから私たちは常に今の話題とつながっていられるんです。私はよく『私たちはいつも旬であり続ける』と言っています。」
ドリンクプリントによって、流行やトレンドをすぐに店舗体験へ反映できることが、Carrera Cafeを常に新鮮な存在にしているのです。
Amazon Prime Videoとのコラボレーション事例
最近では、Amazon Prime Videoがドラマ『56 Days』のプロモーションのため、2週間にわたってCarrera Cafeを活用しました。
一般的なインフルエンサー向けの招待制イベントとは異なり、店舗は通常営業を継続。
誰でも作品の世界観を体験できる空間として運営されました。
「本当のターゲットは一般のお客様です。Amazonもそれに気付いたんだと思います。」
「だからこそ、誰でも店内に入って『Amazon Cafe』を体験できる形にしたんです。」
この企画は大きな反響を呼び、主演女優のDove Cameron氏を招いたファンイベントも開催されました。
その際、Kia氏はサプライズとして、彼女の婚約者の瞳の写真をドリンクにプリントしたそうです。
「最初は気付かなくて『ありがとう』と言っていたんですが、よく見て突然『えっ!?』となったんです。」
「あまりに驚いて、コーヒーをこぼしそうになっていました。本当に素晴らしい瞬間でしたね。」
Carrera Cafeの10年の成功から学ぶこと ーー 大切なのは、すべてを変えることではない
Carrera Cafeが長年にわたり支持され続けている理由を尋ねると、Kia氏は「実はとてもシンプルなんです」と答えます。
「Carrera Cafeは、まったく新しいコンセプトのカフェだったわけではありません。内装の色使いや床のデザインに少し特徴はありましたが、本質的には普通のカフェです。食事を提供し、コーヒーを提供する。それは他のお店と変わりません。」
違いがあったとすれば、そこにRipple Makerというテクノロジーを取り入れたことでした。
「私たちが加えた小さな変化は、Ripplesという技術を取り入れたことです。そして、それだけで他店との差別化につながりました。」
その小さな違いは、やがてブランドづくりやイベント、企業とのコラボレーションへと発展していきました。
そして、一つの顧客層にアプローチし尽くしたら、また新しい層へ。Carrera Cafeは常に新たな可能性を広げ続けてきたのです。
Kia氏は、その成功をこう表現します。
「私はまったく新しいものを作ったわけではありません。ただ、既存の仕組みに新しい価値を加えただけなんです。」
10年もの間、カフェが時代の流れに合わせて魅力を保ち続けることは簡単ではありません。
Kia氏は、その大きな理由のひとつとしてRipplesの存在を挙げます。
「導入した当初から、単なる一台のマシンではなく、もっと大きな何かの一部になったような感覚がありました。」
リップルメーカーがCarrera Cafeにもたらしたものは、単なるドリンクプリントだけではありません。
SNSで拡散される話題づくり、ハリウッドの大手ブランドとのコラボレーション、年々増え続けるファンとのつながり、そして本来なら多額の広告費をかけなければ実現できないようなマーケティング効果。
そのすべてが、一杯のコーヒーから生まれているのです。
Ripple Maker導入を検討しているカフェオーナーへのヒント
お客様自身が発信者になる
SNSで話題になるために、有名インフルエンサーを起用する必要はありません。
お客様の写真やオリジナルメッセージをドリンクにプリントすることで、特別な体験を提供できます。
その一杯は自然と写真に撮られ、SNSでシェアされるため、お客様自身が店舗の魅力を発信してくれる存在になります。
トレンドに合わせた企画をすぐに展開できる
Carrera Cafeは、映画や音楽、季節のイベントなど、その時々の話題を素早くドリンクプリントに取り入れています。
新作映画の公開や話題のイベントに合わせてデザインを更新することで、常に新鮮な体験を提供し続けています。
小さな工夫が大きな差別化につながる
Carrera Cafeは特別な業態のカフェではありません。
他のカフェと同じようにコーヒーやフードを提供しています。
大きく店舗を変えたわけではなく、リップルメーカーを導入しただけです。
プリントにかかる時間はわずか約10秒。バリスタが他の作業をしている間に完了するため、オペレーションに大きな負担をかけることなく、他店との差別化を実現できます。
地域企業とのコラボレーションの可能性を広げる
大手ブランドとのコラボレーションは、ハリウッドの人気カフェだけのものではありません。
企業ロゴやイベントデザインをドリンクにプリントできるため、地域企業や商業施設、イベント主催者とのコラボレーション企画にも活用できます。
お客様が手に取るドリンクそのものが広告媒体となり、新たな収益機会や地域とのつながりを生み出します
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Ripple Makerについて詳しく見る
Carrera Cafe(ロサンゼルス)は、2016年からRipple Makerを導入しているRipplesユーザーです。







