Café Georgetown

オーナーの情熱と感性が光る空間

石畳の小道や小さな運河、レンガ造りの家が立ち並ぶ、まるでヨーロッパの街並みのようなアメリカ・ワシントンD.Cのジョージタウン。1790年にアメリカの首都になる以前からイギリスの植民地として発展したジョージタウンは、おしゃれなショップが並ぶ若者に大人気な街です。

街一番のショッピングストリートであるウィスコンシンアヴェニューのほど近くに2011年にオープンした「Café Georgetown」は、水色の外観が目を引く建物の1階にあります。

オーナーは、ホワイトハウスの外国特派員として20年間勤務していたエメル•ベイラック。日頃から仕事や国際色豊かなゲストにインタビューするための静かな場所を見つけるのに苦労していたことから、自身がオーナーとなり理想的な空間をつくることを目指してカフェをオープン。

人気店とはいえ、近隣には「スターバックス」や「ブルーボトルコーヒー」などオシャレなカフェが立ち並ぶ立地だけに、他とは違う存在にならなければならないと考えたベイラックは、カフェメニューの開発に情熱を注ぎ込みました。丁寧に淹れたオリジナルのドリップコーヒーをはじめ、ラベンダーオーツ麦のミルクラテやチャイラテ、抹茶ラテ、トルココーヒーなどバラエティ豊かなメニューを提供。バタフライピーの花の粉末を使った「デイドリーム・ブルー・ラテ」は、今や「Café Georgetown」のアイコン的存在となっています。また、SNSで人気が高まっていたラテアートに注目し、手書きのデザインを作るために2人の熟練したバリスタを雇いました。

趣向を凝らしたラテアートのドリンクはとても美しく、すぐにファンを獲得することができましたが、手描きは時間がかかるために長い行列ができてしまうこと、そしてバリスタの画力の差にばらつきがあることで、お客様から不満が出てしまったのです。

そんなある日、ベイラックはリップルメーカーの存在を知り、導入することを決意しました。これにより、カフェのオペレーションは一夜にして激変。突然、1台のマシンで1時間に120種類ものドリンクを作ることができるようになったのです。しかも、アートのクオリティを落とすことなく、無制限に絵柄をカスタマイズできるようになりました。ウサギや犬といったアニマル柄、シーズングリーティング、ハロウィンにはカボチャやドラキュラ、クリスマスにはサンタクロースやトナカイなど、キュートでユニークなラテアートは瞬く間にお客様を魅了しました。さらにはラテアートをプリントした後にココアパウダーやハーブの花びらをちりばめるなど、プラスアルファのセンスも秀逸。

リップルメーカーはとても使いやすくて気に入っています。お客様にも大好評。お客様からカスタムデザインを送っていただければ、私たちがボタンをクリックするだけでオーダーを入れることができるのも魅力ですね。

バリスタ イザベラ・パティーノ氏

リップルメーカーによる「Café Georgetown」のアートなドリンクの噂はすぐに広まりましたが、それは近所だけの話ではありません。お客様が華やかになったドリンクをSNSに投稿したり、タグ付けすることで、カフェのインスタグラムはどんどんフォロワーが増えました。さらに、東海岸や西海岸のフードブロガーからも注目され、ブランドの認知度が高まり、インフルエンサーの数も増殖。

インスタグラムでみるみるうちに話題になり、誰もが同じ体験を求めて各地から来店してくださるようになりました。SNSで拡散されたリップルメーカーの魅力的なラテアート。Café Georgetownで誰もがその体験をしたがったのです。

マーケティング・マネージャー セナ・クンディオグル氏